【公式】聖学院中学校・高等学校

キリスト教精神に基づいた「オンリーワン教育」、そして「探究型授業」「STEAM教育」「…

【公式】聖学院中学校・高等学校

キリスト教精神に基づいた「オンリーワン教育」、そして「探究型授業」「STEAM教育」「グローバル教育」を柱に、それぞれの「Only One」を見出し伸ばして「for Others」の志を育み、果敢にチャレンジするマインドセットを醸成する聖学院。

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最近の記事

旅に連れ出してくる音と漢の支え 

始まり 私は年に十回、空の旅に出る。ほとんど日本航空の利用である。そして、飛行機に乗ると必ず流れる曲がある。それは「I will be there with you」という曲だ。搭乗からドアクローズするまでの間、機内でこの曲が流れます。カナダの音楽家、デイヴィッド・フォスターによって作曲されたこの曲は、大空へ飛び立つ飛行機を思い描きながら書き下ろされました。コロナ禍のような閉ざされた環境下でも、多くの人々がこの曲の良さを感じ取ることができた。それは、旅という開放的な概念を連想

  • 届け17歳:映画『レディ・バード』からの新たな旅路の準備

    この作品が伝えることと感じたこと漠然と進路や将来の不安を感じることがあるだろう。それは誰にでも。特に学生は進路という、子供から大人に変わる転換点に向き合わなくてはならない。正解のない道に進んでいく僕らに背中を押し、羽ばたかせてくれる映画『レディ・バード』 レディ・バードはA24の作品の中でも、リアルに思春期の気持ちを代弁してくれる。内容は主人公のクリスティン・“レディ・バード”・マクファーソン(シアーシャ・ローナン演じる)が、高校最後の年を過ごす中で、自分のアイデンティティ

  • レディオヘッド:減圧症からニセモノの街まで、魂を揺さぶるサウンドの秘密

    バンドの紹介 レディオヘッドは1991年に活動を始め、1992年にメジャーデビューを果たしたイギリスのロックバンドです。メンバーは主に5人で、パブリックスクールと呼ばれるイギリスの私立学校や王立学校で出会いました。ファーストアルバムで人気を得て、セカンド、サードアルバムで不動の人気を確立しました。フォースアルバムでは今までのサウンドを捨て、機械音のようなエレクトロニカ音楽に傾倒し、再度成功を収めました。2019年にはロックの殿堂入りも果たした影響力のあるバンドです。 私

  • 圧迫感とロック: 音楽が僕を救った日々

    外にいると圧迫感を感じるようになった経緯と対策 外にいると圧迫感を感じるようになったのは中学生になってからだった。今でも窮屈に感じることが多く、人混みのある駅や街はあまり好きになれない。しかし、僕はそのような状況をイヤホンで音楽を聴くことで過ごしていた。そこで僕が好きで聴くようになったのが「銀杏BOYZ」と「クリープハイプ」、「SUPER BEAVER」の楽曲である。 銀杏BOYZについて まずは、圧迫感を強く感じるようになった高校生になってから今までずっと聴いている「

旅に連れ出してくる音と漢の支え 

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  • 情熱に満ちた子供達
    7本
  • 聖学院中学校Global Innovation Lab
    2本
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    5本
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    【課外活動】【GIL】「未来のキャンプ道具」をつくる挑戦がスタート!

    Global Innovation Lab(GIL)は、これまでロボット製作、プログラミング、構造学など、ものづくりの基本スキルとマインドなど、生徒たちの「創り出す力」を育成してきました。そのような活動を経て、今年度は自由なテーマかつ5日間の長期プロジェクトで、手を動かして、仲間と共に考えながら、自分の発想をカタチにしていくプログラムを企画しました。 そして制作テーマは、「未来のキャンプ道具をつくる」。最終日であるDay5では、参加した中2・中3生徒達が作った「未来のキャンプ

    【課外活動】【GIL】「未来のキャンプ道具」をつくる挑戦がスタート!

  • 静けさと不安の中で:二〇二〇年の春

    静けさと不安の中で:二〇二〇年の春 二〇二〇年の春、世界は一変した。コロナウイルスの流行により、外出は規制され、学校は閉鎖され、僕たちはオンライン授業に切り替わった。当時中学二年生だった僕は、思春期の真っ只中で、自分の悩みや感情をうまく表現できずに悶々としていた。特に理由もないのにイライラし、その原因を探るのも億劫だった。 そんな僕を支えてくれたのが、ロック音楽と映画だった。幼少期から親の影響で音楽を聴いていたが、特に興味を持つことはなかった。映画も同様で、単なる娯楽とし

    静けさと不安の中で:二〇二〇年の春

  • Oasisが私にくれた自由への道:プロジェクトの始まり

    ・経緯高校一年生の時にこのプロジェクトを始めましたが、その原点は中学二年生のある出来事に遡ります。  中学二年生の時、コロナで学校がオンライン授業に切り替わり、反抗期の真っ只中にいた私は、自分の悩みや言いたいことを誰にも言えず、家に閉じこもる日々を送っていました。毎日が閉塞感でいっぱいでした。  そんなある日、家でぼーっとしていると、兄の部屋から音楽が聞こえてきました。兄がイギリスのロックバンドOasisの『Whatever』を流していたのです。イントロが流れた瞬間、

    Oasisが私にくれた自由への道:プロジェクトの始まり

  • 情熱に満ちた子供達  

    1.メンバー紹介リーダー 大塚 有楠 聖学院高校3年。哲学メディア藝術ゼミに所属。映画やロックなどのサブカルが大好きで、心がおじさんのよう。人と話すことがサブカルと同じぐらい好きで、人のことを引き出したり、対話することが学園生活の精神安定剤となっている。ロックと映画と本を読むのが好き。好きなバンドは「Oasis」と「Blur」「Green day 」「 Goo Goo Dolls」などのバンドが好き。基本ロックだったら日本も外国もなんでも知ってる。映画も同様にどんなジャンル

    【授業】【高2理系化学】中和滴定、穀物酢のpHを定量しよう

    高2理系選択の生徒全員が履修する理系化学の授業では、現在酸・塩基の総まとめに入っています。中学でも触れている内容ですが、正確な数値を求めることができる定量実験の中和滴定を、6月14日(金)に実施しました。 生徒たちは、滴定実験に用いる4つの器具の使い方や、なぜそのような使い方が必要なのかを確認しながら、正確に測定できるように丁寧に作業をしていました。 詳細は以下のリンク先より 学校は当たり前のように毎日ありますが、その中で日々の学びの積み重ねが#日々の大切な習慣であり、彼

    【授業】【高2理系化学】中和滴定、穀物酢のpHを定量しよう

    【お知らせ】【国際教育部】台湾留学フェアのご報告

    6月14日(金)放課後に台湾留学フェアを開催し、5階のフューチャーセンターは大盛況でした。高1と高2のGlobal Innovation Classの生徒たちを中心に、約60名の生徒が参加しました。また、保護者の皆さまの中でも10組ほどのご参加がありました。 この日のために台湾から18の大学の関係者の方々が来日して集まり、個別ブースを展開して、参加者は気になった大学のブースで個別相談を行うことができました。 詳細は以下のリンク先より noteでよかったことは、最近noteで

    【お知らせ】【国際教育部】台湾留学フェアのご報告

    【クラブ活動】【高校バスケットボール部】予選4回戦に挑む!諦めない3年生の雄姿

    高校バスケットボール部は6月9日(日)に全国高校総体東京都予選4回戦に挑みました。都立石神井高校との対戦でした。 序盤、本校は作戦通りにホームコートと応援団の大声援というアドバンテージを活かして先制し一気に試合を決めるべく攻勢に出ました。しかし、本校の勢いに対して試合巧者の石神井は確実にシュートを成功させてきます。次第に点差を拡げられ、前半を13点のビハインドで折り返しました。後半も負けたら引退になってしまう3年生を中心に激しく攻防を繰り広げましたが、次第に点差を拡げられ 8

    【クラブ活動】【高校バスケットボール部】予選4回戦に挑む!諦めない3年生の雄姿

    【行事】【花の日】宗教委員有志による滝野川警察署・上中里駅・中田医院訪問

    聖学院では、毎年6月に花の日を祝っています。花の日とは、アメリカの教会で始まった行事であり、日本の教会でも子どもたちが花を持ち寄って教会堂を飾り、礼拝後にその花を持って病気の人などを慰問する伝統があります。 本校でも、6月11日(火)に宗教委員の有志たちが、滝野川警察署とJR上中里駅、校医である中田医院を訪問しました。 詳細は以下のリンク先より

    【行事】【花の日】宗教委員有志による滝野川警察署・上中里駅・中田医院訪問

    【クラブ活動】【中学サッカー部】夏季大会敗退…、次へ!

    6月8日(土) 夏季大会北区予選で、リーグ戦を1位突破した中学サッカー部は、決勝トーナメント進出をかけて、滝野川紅葉と対戦をしました。 両校の力は拮抗しておりましたが、どちらかと言うと前半は相手陣内に押し込む時間が多く作れ、ミドルシュートやFKでゴールに迫りました。特にコーナーキックは複数回ありましたが、チャンスを活かせず、結果、両チーム無得点のまま、0 - 0で前半を終えました。詳細は以下のリンク先より

    【クラブ活動】【中学サッカー部】夏季大会敗退…、次へ!

    【メディア掲載】【高校GIC・STEAM】美術出版エデュケーショナルのnoteで紹介されました!

    美術出版エデュケーショナルは、図工・美術を通じ、想像力と創造力を育むことをサポートする企業で、図工・美術系の卸売業者として60年以上の経験を持ち、画材や美術用品を国内外から幅広く提供している会社です。この度、高校Global Innovation ClassのSTEAM授業のひとつ「色のかんかくストレッチ」を、美術出版エデュケーショナルのnoteでレポートしてくださいました。担当している二人の教諭からのコメントとあわせて、こちらで紹介いたします。 詳細は以下のリンク先より

    【メディア掲載】【高校GIC・STEAM】美術出版エデュケーショナルのnoteで紹介されました!

    【授業】【高校GIC】Project「貧困vs.起業ゼミ」のレゴ®ワーク

    高校Global Innovation Classでは、Project科というゼミ形式の授業を実施しています。 5つあるゼミの1つ「貧困vs.起業ゼミ」では、ゼミの選定期間を終えて新しく1年生を迎えました。1年生が今後起業していくにあたり、自分の得意なこと、苦手なこと、課題に感じていること、抱いている違和感などを言語化するためにレゴ®を用いました。抽象的な概念は、直接言語化することのハードルが高いです。この橋渡しとして、聖学院ではレゴ®の力を活用しています。今回の活動では、2

    【授業】【高校GIC】Project「貧困vs.起業ゼミ」のレゴ®ワーク

    【クラブ活動】【高校バドミントン部】絶対に全力で立ち向かう!都総体兼全国大会都東ブロック予選大会

    6月2日(日)に高校生の都総体兼全国大会都東ブロック予選大会が、大森高校で行われました。この団体戦は、心に残る素晴らしい大会となりました。高校3年生にとって最後の試合となったからです。有終の美にふさわしい大接戦となりました。団体戦としても2試合勝ち進むことができました。惜しくも3試合目で負けてしまいますが、本当に大健闘でした。(熱い試合レポートをホームページで掲載しています) 詳細は以下のリンク先より

    【クラブ活動】【高校バドミントン部】絶対に全力で立ち向かう!都総体兼全国大会都東ブロック予選大会